英語を使った国際会議でのプレゼンテーションは、ビジネスや学術の分野でキャリアを拡げるために欠かせないスキルです。しかし、注目される国際会議では限られた期間内でどうやって発表とその後の質疑応答に対応できるスキルをもつかが問題となります。
英語のプレゼンテーション自体は、事前に発表練習しておけば対応しやすいのですが、質疑応答は、質問内容を聞き取り、それに対する英語でのやりとりのスキルが必要です。
一般的な英語学習手段は英会話スクールの受講ですが、仕事が忙しい社会人にとって決まったスケジュールでの受講が難しく、授業料も高めに設定されているので、やはり、オンライン英会話をベースにした学習が効果的ではないでしょうか。
本記事は、過去の体験に基づいて、オンライン英会話を活用した国際会議でのプレゼンテーションの対処法について書いています。
1. ベースを築くためのオンライン英会話レッスン
最初のステップとして、オンライン英会話レッスンを活用するのがよいと思います。オンライン英会話は自由な時間帯で受講できるので、忙しい社会人でも受講しやすいです。講師との対話を通じて、日常英会話や専門的なフレーズを磨きます。リアルなコミュニケーションの中で自分の意見を述べることで、英会話への抵抗感を軽減しましょう。
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2. 専門的語彙の習得
国際会議に関連する単語やフレーズを学習することにより、プレゼンテーションでの表現力や会場からの質問の聞き取り力が向上し、自信をつけることができます。国際会議に関連する文献や資料をよく読み、専門的な語彙はできるだけ学習しておきます。
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過去のプレゼンテーションの動画を視聴し、話し方や発音、表現方法を模倣することで、プレゼンテーションスキルを身につけましょう。
3. リアルタイムでの模擬質疑応答
プレゼンテーションには質疑応答がつきものです。オンライン英会話レッスンや会社仲間とのグループで、リアルなシナリオを模擬し、質問に対する即座の反応を磨きます。これにより、自信を持ってプレゼンテーションに臨むことができます。
質疑応答の始まりの例を以下に示します。
口頭発表が終了すると、座長からの言葉で質疑応答が開始します。
Thank you for your interesting presentation. Does anyone have any questions or comments?
(興味深いご発表をありがとうございました。ご質問またはコメントはございませんでしょうか?)
質問は、次のような質問者の自己紹介から始まります。
I’m John Smith from the Tokyo University. I have enjoyed your presentation. Please let me ask one question.
(東京大学のジョンスミスです。ご発表を興味深く聞かせていただきました。ひとつ質問をさせてください。)
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短期間で英語スキルを向上させ、国際会議のプレゼンテーションに自信を持つためには、段階的なアプローチが効果的です。オンライン英会話を活用した基本の確立、英語アプリによる語彙の拡充、模倣、仲間との質疑応答の練習により、各段階でしっかりと学習を進めていくことが重要です。限られた時間でも確実にスキルアップし、成功への一歩を踏み出しましょう。